Monday, December 31, 2007

ベーコン黒胡椒パン

料理家・石澤清美氏のレシピ「ハムと黒こしょうのパン」を作った。ハムの代わりにベーコンにして、材料の配合を少し変更。魚焼きグリルとオーブンに分けて焼いてみると、オーブンの方がふっくらといい感じに仕上がった。グリルで焼いた方もまた違ったおいしさ。黒胡椒とベーコンの組み合わせで、ワインによく合う♪

材料: 強力粉300g、オリーブオイル大さじ1+、塩小さじ1/2、黒砂糖10g弱、イースト小さじ1+2/3、卵1個、黒胡椒小さじ1+、ぬるま湯130cc、ベーコン適当(80g)  オーブン180度(30分弱)

ついでに隣は、TVチャンピオン優勝で有名な高木シェフの菓子工房「アントレ」(ENTREE)のモンブラン。タルトタタンなどどれもおいしそうだったけれど、やはりモンブランに。サクッとしたタルト生地の上にふわっとしたクリーム。上に載っているのはチョコレートで、栗は真ん中にごろんと入っている。あっさりと上品な味でタルト生地もおいしい。
さらにベルギーモンドセレクションで3年連続金賞受賞の看板商品「マカロン」と、大人気だと評判の「高木チーズ」詰め合わせを買ってみた。2年連続モンドセレクション金賞受賞の「プラムショコラ」も気になっていたけれど、すでに完売だったので迷わずに済んでよかった。

Sunday, December 30, 2007

ペリカンわらしべ長者

愛らしいペリカンがやって来た。ペリカン万年筆スーベレーンM400のホワイト・トートイズだ。ニューヨークのペン専門店「JOON」に注文してから約半月。年内は無理かなと思っていたところだったので、余計にうれしい。 日本ではまだ販売が続いているが、米国では廃盤扱いらしく定価の5割引だった。

きれいな軸なのでブラウン系のインクを入れようかなあと今からにやにやしている。 大井町の万年筆専門店「フルハルター」の森山さんのところに同じ品を求めに行った人がブログで「いい万年筆だけれど、インクで首軸が汚れるよ」と言われたと書いていたが、ブラウン系ならかえってなじむのではないかと皮算用している。

写真左はペリカン・スーベレーンM800のローラーボール。1996年に当時駐在していたエルサレムの文房具店で求めたもの。ただ、私の手には少々太すぎたので、このたびネットオークションに出品。そこで手に入ったお金でトートイズを買おうと思ったけれど、5000円ほど足りなかった。わらしべ長者になるのは難しい。

Saturday, December 29, 2007

ベーコン・エピ

ベーコン・エピを焼いた。
オーブンに入りきらなかった分を魚焼きグリルで焼いてみると、中身がもっちり、表面はバリッ!近所の石焼きパン屋のエピよりずっとおいしく仕上がりびっくり。直火なので短時間で高温焼きだ☆ まるでサルヴァトーレ・クオモのピザ生地のようなもちもち感。ぜひまた他のパンやピザでも試さなければ!
写真のオーブンの方もおいしかった。

材料: 強力粉200g、薄力粉100g、イースト3g、塩4g、黒砂糖4g、ぬるま湯185cc、ベーコン

Wednesday, December 26, 2007

ラミー3兄弟

ドイツの文房具メーカー・ラミーの(写真手前から)万年筆、4色ボールペン、ローラーボールペンの3本をマレーシアのペン通販サイト「ペンギャラリー」から取り寄せた。並べてみると、ドイツ製品ならではの質実剛健さがより伝わってくる感じがする。
ドイツはモンブラン、ペリカンを抱える万年筆大国。だが、どんなモノも時代とは無縁でいられないように、第二次大戦の直後にはペン先に使う金が手に入らずスチールで作っていたと聞く。いわば万年筆は平和の時代ならではのぜいたく品なのかもしれない。
写真の万年筆と4色ボールペンは「ラミー2000」と呼ばれ、1966年に工業デザイナーのゲルト・ハルト・ミューラーが西暦2000年を視野にデザインした名品。40年以上経った今でもまったく古臭さを感じさせないのはさすがだ。シンプルなデザインに平和への希望も込められているのかもしれない。

Monday, December 24, 2007

丸ごとチキンの会

昨年に続いて港区M家でお食事会♪まずは 初めてのブルゴーニュのクレマン、「レ・ヴィニュロン・ド・オート・ブルゴーニュ(Les Vignerons de Haute Bourgonue) 」で乾杯。ブルゴーニュ白ワインの味とシャンパーニュの技術を組み合わせたようなおいしさ。すっきり軽めで、いろんな料理に合う感じだ。シャンパーニュに近いオート・ブルゴーニュのクレマンは、ほとんど東京だけど実は千葉の「東京ディズニーランド」みたいに「≒シャンパーニュ」でおいしい。シャブリ+シャンパーニュのようなクレマンだ☆

たくさんのオードブルと前菜を食べた後、英国人シェフジェイミー・オリヴァー氏のレシピの大きいチキンがどど~んと丸ごと登場~☆(本当はきっとおしゃれな料理名がついているに違いない)
左上のワインがハーフボトルか機内で出るようなミニボトルに見える!こんなに大きいのに、新しいオーブンはやっぱり焼き具合が(昨年のオーブンの時と)違う。皮もパリッとしておいしい。中には生ハムやハーブなども入っている。
赤ワインはカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランの仏オーガニック・ワイン。お取り寄せ情報では「重めの赤」に分類されていたけど、軽い~。ラベルはかわいいのに、残念。軽めワインが好きな人や健康の為にはいいのかもしれない。あっさりした和食には合うかも。
さらにおいしいキッシュも加わる。キッシュ横の野菜たちも、写し忘れたイカのサラダも、さらに久し振りにブルーチーズも頂いて、バゲットもつい食べすぎに・・・。白ワインはカリフォルニアのカイザー・ピーク(Gayser Peak)のシャルドネ。赤ワインの後だったからか、とても甘く感じた。果実味があって濃い味でおいしい♪デザートワインとしてもよさそうだ。

最後はガトー・ショコラ♪ 後ろにあるのは仏ガスコーニュ地方バ・ザルマニャック(Bas-Armagnac)のアルマニャック。 チョコレートにぴったりのお酒だ。
ずっと飲み・食べ・しゃべり続けていたのであっと言う間に時間が経ち、地下鉄の乗り継ぎの最終電車を逃していたのに全く気づかず。(>_<) タクシー値上がりは自分とは無縁のことだと思っていたけれど、途中駅から千葉の自宅までタクシー。「ほとんど東京の千葉」なので、お金が足りてよかった。

Sunday, December 23, 2007

づけまぐろときゅうりの地中海風ゼリー寄せ

オードブルに地中海風ゼリー寄せを作った。「ラ・ロシェル」のフレンチの達人・坂井シェフのレシピだ。
ソースはきゅうりとパプリカで緑と赤のソース2色を。オリーブオイル、ゲランド塩、ハーブ、ゆず、ビネガー、粗びき黒胡椒も適当に入れてみる。もっと細くてエレガントな赤と緑の線を描くはずだったけれど、イメージ通りにいかず失敗。(>_<) パプリカソースは濃厚すぎて線が伸びず、きゅうりソースはゆずが多めだったのでやや薄めになってしまった。

材料: 鮪刺身、刺身用帆立貝柱、海老、胡瓜、パプリカ、ゼラチン、醤油、昆布、塩、オリーブオイル、ビネガー、ゆず、ハーブ、粗びき黒胡椒

Sunday, December 9, 2007

不都合な真実

この冬は暖かい。手袋もマフラーもいらないし、まだうちで暖房を殆どつけていない。寒いの嫌いだし、ああよかったなぁ♪と思っていたところ、アル・ゴア元米副大統領のドキュメンタリー映画『不都合な真実』を観る。・・・(>_<)やっぱり清少納言の言うように、「冬は、つとめて」だ!

監督は『24 TWENTY FOUR』の、ディヴィス・グッゲンハイム氏。『24』の悪い副大統領とは違って、ゴア氏のスライド講演は豊富なデータや写真を使い、説明も分かりやすく素晴らしい。ユーモアや具体例が上手く盛り込まれ、講演をする際の参考になる。
最後に観たドキュメンタリーがマイケル・ムーアの作品だったので、観る前は全く期待していなかったけれど、すごい!よく出来ている。ゴア氏の講演を聴いたような気分だ。地球温暖化研究者のどこかの博士の難しい話だったら、本も講演も映画もあんなに話題にならないだろう。彼の真摯な活動はやはりノーベル賞受賞に値するのだと納得がいく。世界中が知るべき「不都合な真実」。授業でぜひ使いたい良い映画だ。

ゴア大統領だったらイラク戦争はなかっただろうな。映画の中でブッシュ大統領批判が出そうな時があったけど、ほんの少しで終っていたのでそこもよかった。この点もマイケル・ムーアとは違う。政治的プロパガンダにならなくてよかった。
観ている途中で、よっちゃんが独り言。「ゴアちゃん真面目やな~」「よっちゃんみたいや」「よっちゃんは地球保護よりちこちゃん保護やけど」。
うちでは冷房も暖房も殆ど使っていないし、車もないからいつも徒歩。水筒も持参だ。CO2削減してるかも。今日も往復40分歩いてショッピングセンターに行って来た。12月中旬とは思えない暖かい1日だった。

公式HPはこちら

Thursday, December 6, 2007

青汁チーズパン

健康的でおいしそうな 粉末の青汁を頂いたので、パンに入れてみた。中にはやはり野菜を入れたかったけれど、パン・オ・フロマージュ(チーズパン)が食べたいとよっちゃんが言っていたのでチェダーチーズを。時間がなくてチーズとパンの表面がパリッとするまで焼けなかったのが残念。パルメザンチーズの粉末とパセリを混ぜて上にかけてカリッする感じに焼いたらおいしいと思う。枝豆やほうれん草も入れてみたい。

材料: 強力粉210g、薄力粉85g、青汁6g、イースト5g、黒砂糖3g、塩4g、ぬるま湯175cc、バター10g、チェダーチーズ適量、パセリ少し
作り方: ①チーズとパセリ以外の材料を混ぜてこね、1次発酵させる ②丸めてベンチタイムを取り、角切りにしたチーズを中に入れて2次発酵させる ③パセリを散らして、180度で25分程焼く

Monday, November 26, 2007

パフューム ある人殺しの物語

『パフューム』は今年一番楽しみにしていた映画だった。舞台は18世紀のパリと 香水発祥の地・南仏グラース。期待が大きかったのは、そんな舞台で天才調香師が殺人を重ねるという、パトリック・ジュースキントの世界的ベストセラー作品だったからだ。仏語版のLe Parfumを読んでいる途中だけど、フランス語の香りの表現が難しくて時間がかかっていたので、つい映画を観てしまった。(>_<)

「究極の香りが誘う未曾有の衝撃に、世界はひれ伏す。」とあった通り、本当に皆が「ひれ伏す」場面はかなり驚き。でも、あんなに離れている大勢の群衆全員に香りが届くのか?有り得ない!究極の香りを作っているところまではとてもよかったのに・・・。期待しすぎていたのでがっかりだったけれど、最後はパリに戻ってまぁ納得がいったし、全体的なストーリーはよかった。ベルリンフィルの音楽と18世紀の雰囲気、美しい香水の瓶、グラースの花々なども楽しめた。なにより、香水作りは楽しい♪と、ついグルヌイユに共感して、彼の香水に魅了されてしまう。 彼の求めていた香りは、「愛される香り」。魅力的で恐ろしい。

公式サイトはこちら       グラースで調合した香水  

Saturday, November 24, 2007

きなこピザ

よっちゃんママに光黒大豆きな粉をもらったので、 きなこ入りピザを焼いた。生地からきなこの香りが漂い、焼いたピザもきなこの味がする。食感はそば粉のガレットのよう。トッピングをバナナ&チョコレート&生クリームなどにしてデザートピザにしたら、さらに合う気がする。

生地の材料: 強力粉100g、薄力粉120g、きな粉30g、オリーブオイル小さじ3、ぬるま湯170cc、塩小さじ1弱、トッピング(トマトソース、玉葱、ピーマン、チーズ)
作り方: ①材料を混ぜてこね、1次発酵させる ②二等分して丸く伸ばして、トッピングをのせて焼く

Tuesday, November 13, 2007

にんじんケーキ

先週から1週間のうちに、にんじんケーキを3回も焼いてしまった。でも3回ともそれぞれ違う材料で作成。いずれにしても、にんじんをすりおろすのが一番大変だ(3回ともよっちゃんが「すりおろし係り」だったけど)。

材料: にんじん、アーモンドプードル、卵黄2個分、卵白2個分、コーンスターチ、バター、フレンチバニラ、黒砂糖、レモン汁、レモンの皮少し

Thursday, November 8, 2007

マイティ・ハート 愛と絆

パキスタンが揺れている。政治的生き残りを狙うムシャラフ大統領が事実上の戒厳令に相当する非常事態宣言を発令したからだ。ブット元首相ら野党陣営は反ムシャラフで結束を強めている。
キーワードは「テロとの戦い」と民主主義だ。ムシャラフ大統領は自らの軍参謀総長兼任に批判的で、イスラム原理主義勢力に甘い最高裁を非難、「パキスタンは民主主義の準備ができていない」と強硬措置を正当化する。
だが、警察・治安部隊を総動員して何百人もの法曹家を拘束する一方、「パキスタン政権のテロとの戦いが手薄になっている」との指摘もある。いずれにしろ、国民の不満と反発に拍車をかけ、イスラム原理主義勢力を利する形となるのは間違いない。

そんなパキスタン(5年前だが)を舞台にした映画「マイティ・ハート 愛と絆」の試写会に出かけた。カラチの混沌の中、原理主義指導者を追って誘拐された米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのダニエル・パール記者、夫の救出に全力を尽す妻のマリアンヌ記者と仲間たち・・・
当時、アフガニスタン、パキスタンで見聞きした事件を追体験させてもらった。日本人にとっても他人事ではない。イランでは日本人学生が誘拐され1カ月以上がたった。イラクで複数の日本人が人質となったのは記憶に新しい。
映画の題名にあるように、本当の「テロとの戦い」とは、テロで最愛の人を失っても「くじけない心」を持ち続けることなのだと思う。そして、人間の強さを支えるのはその人への無限の「愛」と、仲間との「絆」なのだ。

Saturday, November 3, 2007

れんこんハンバーグ弁当

今日のお弁当☆

蓮根と豆腐と鶏ひき肉のハンバーグ
椎茸・人参・玉葱の五目卵焼き
ほうれん草のお浸し・胡麻和え
薩摩芋のにんにくオリーブオイル炒め
蒸し人参
ミニトマト
梅干しのおにぎり

Thursday, November 1, 2007

抹茶あずきホワイトチョコケーキ

下がホワイトチョコレート、上があずきチョコの2層になっているあずきホワイトチョコレートを買った。これは抹茶ケーキに合いそう・・・と、さっそくケーキの中に入れて焼いてみた。

材料: 薄力粉55g、片栗粉15g、抹茶大さじ1、ベーキングパウダー小さじ1/2、卵2個、バター40g、黒砂糖50g、ラム酒大さじ1、あずきホワイトチョコレート適当
(あれば片栗粉でなく、コーンスターチがいいと思う)
作り方: ①卵白2個分と黒砂糖をつのが立つまで泡立てる ②卵黄2個分を加えて混ぜ、ふるった粉類を入れてさっくり混ぜる ③溶かしたバターとラム酒を入れ、2/3を型に流し入れる ④小さく切ったあずきホワイトチョコレートを入れて、残りの生地を上にのせて160度で25分焼く。

Wednesday, October 31, 2007

ポテトライ麦パン

今日のパンはライ麦100%でじゃがいも入り。
じゃがいもはシンプルな味付けで、ドイツの田舎風パンのイメージだ。でも、パンというよりなんだかコロッケのような雰囲気。そう言えば、イスラエルの名物「ファラフェル」にそっくり!だんだんファラフェルが食べたくなってきた。

材料: ライ麦粉100g、じゃがいも2個、シナモン・ナツメグ・胡椒・塩・豆乳各少々、ベーキングパウダー小さじ半分位、オリーブオイル適当
作り方: ① じゃがいもをゆでてつぶし、豆乳・胡椒を入れてなめらかに整える ②その他の材料を混ぜて、①に加える ③ 丸く形作って180度で30分焼く

Tuesday, October 30, 2007

クランベリーライ麦パン

固めの重いパンが食べたくなり、適当にクランベリーと豆乳を入れて作ってみた。ふわふわ膨らんでいないので、小さいのにとってもおなかいっぱいになる。素朴な味で健康的でコーヒーと一緒に朝食にいい感じ。今度はもっとライ麦を増やして、ヨーグルト入りで作ってみようと思う。チーズやワインにも合いそう。

材料: ライ麦170g、全粒粉130g、豆乳180cc、ドライクランベリー約80g、黒砂糖・塩・イースト5g、バター少々
作り方: ① クランベリー以外の材料を混ぜ、よく捏ねて1次発酵させる ② 8つくらいに丸くまとめてベンチタイムを取り、クランベリーを入れて細長く形作り2次発酵させる (生地が固いので手が疲れた)③ 180度で25分~30分焼く

Monday, October 22, 2007

三大お茶クッキー

お茶がおいしい季節になった。おいしい紅茶を飲んでいると急に思いついて、お茶入りクッキー3種類を焼く。

まずはマリアージュ・フレールのアールグレイ(Roi des Earl Grey)を入れて。さらに、おいしい煎茶を入れたものをさくらの形で作った。3種類目はやはり抹茶。贅沢に抹茶を多めに入れたので、甘納豆が間に入るとバランスが取れるかと思っていたけれど、予想より甘く仕上がりがっかり。次回はもっと抹茶の味が濃い、渋めのクッキーにしてみたい。
煎茶入りはよっちゃんに「まずそう」と言われたけれど、食べてみると一番おいしかった。粉末状の煎茶を入れるともっとよさそう。

やはり『三丁目の夕日』のように、一緒に食べる人が重要だ。
先日久し振りに飲んだ抹茶も、一緒にいた人のおかげでとってもおいしかった。

そして、おうちで毎朝飲むコーヒーや紅茶は最高においしい。

Thursday, October 18, 2007

ALWAYS 続・三丁目の夕日

『ALWAYS 続・三丁目の夕日』は泣ける。 なぜなら、映画を観終えたとき、「続」のテーマである「大切な人」があなたにとっては隣りに座っている人であることを実感するからだ。

映画に登場する主役カップルは茶川さんとヒロミさんだが、鈴木オートのだんなサン則文と奥さんのトモエ、住み込みの六子と幼馴染みの武雄、息子の一平と鳩子の美加ーーそれぞれのカップルが相手の大切さに気づいていく。

昭和のレトロな雰囲気は今回も満喫できる。トモエが美加に使い方を教えるローラー付き洗濯機や、ワンピースを縫う足踏みミシンなど、「ああ、あった、あった」と懐かしさがこみ上げてくる。

ただ、懐古趣味なだけではなく、映画が伝える大事なことは「大切な人と一緒に見る夕日は美しい」ということなのだ。そして、ぎすぎすしがちな今の世の中にあって、その暖かな気持ちを思い出させてくれるのだ。

公式HPはこちら

Tuesday, October 16, 2007

バナナケーキ

最近一番よく作っているケーキはバナナケーキ。おいしい~♪

かつてタイのサムイ島に約2週間滞在した時、マンゴーやパパイヤに次いでよく食べたおやつがバナナケーキだった。島の人にレシピを聞かなかったのがとても残念だ。でもさすがに何度も作っているとだんだん近づいて来た(ような気がする)。タイで食べたのはもっともっと甘かったし、くるみは入っていなかったけれど。
最近のこだわり3大ポイントは①マーガリンとショートニングは使わずバターを。②砂糖は黒砂糖にする。量はかなり控え目で。③粉はなるべく全粒粉やライ麦粉などの白くないものを。

材料: 薄力粉90g~100g、全粒粉60g、ベーキングパウダー小さじ1、バター80g、黒糖80g、卵2個、くるみ45~50g、バナナ2~4本(黒糖大さじ1、シナモン小さじ1、ラム酒大さじ2、ブランデー小さじ1弱を加える)
作り方: ①バターをクリーム状に混ぜ、砂糖を加えてすり混ぜる ②卵をほぐして少しずつ加えよく混ぜる ③荒く刻んだくるみを加えて混ぜ、ふるった粉類もさっくり混ぜ合わせる ④フォークでつぶしたバナナにスパイスとお酒を加えたのものを最後に加え、170度で約40分~45分焼く。

Monday, October 15, 2007

ジータ・ミネストローネ風

Zita(ズィタ/ジータ/ツィータ?)はマカロニを長~くしたみたいなパスタだ。長めのお箸を入れるとちょうど中に入る感じ。前回、そのまま普通のパスタのように使ってみると、フォークには巻けないしまとまりも悪いし食べにくくて大変だった。本当はどう料理されるのかまだ見たことがないけれど、これは間違った調理法に違いない。

そこで今回は、山梨で収穫の大キャベツをたっぷり半分入れたミネストローネ風スープに、3つに折って入れて煮込んでみる。今回も間違っているかもしれないけど、かなりおいしい。アンチョビ・ベーコン・セロリが入るともっとおいしいと思うけど、うちになかった。パルメザンチーズを上に散らすととても合いそうだ。ところで読み方は「ジータ」でいいのだろうか不明だ。「ズィッタ」の方がイタリア語っぽい?よく分からないけど真相が解明するまでまずは適当読みで。

材料: にんにく6かけ、オリーブ油、キャベツ半分、玉葱1個、ピーマン3個、じゃがいも2個、にんじん1本、ホールトマト缶1、塩・胡椒・スープ
作り方: ①にんにく半分量をスライスしてオリーブオイルで軽く炒め、野菜を加えさらに炒める ②ホールトマトと残りのにんにくとスープ適量をつぶして加え、煮込む ③ ジータを折って入れてまた煮込み、塩・胡椒で味を整え、パセリをちらす。

Sunday, October 14, 2007

カリグラフィー

銀座の伊東屋でラミーのカリグラフィー用ペン「Joy」(ペン先1・9mm)を買った。本館を探してもなかったけれど、別館にあった。でも店頭にはなく、店員さんに言って出してもらう。

フランスでカリグラフィー用のつけペンとペン先たくさん(太さいろいろ)を買ったけれど、インクがぼとっと落ちてしまったり、いまひとつうまく書けない。インクもにじみがち。 それに比べ、ラミーのこのペンはとても書きやすい。書き出しの角度さえ、うまくいけばすらすら書ける。ちょっとした封筒の宛名書きには最適かもしれない。カリグラフィーを始めたくなったのは美しい文字で書かれたパリコレの招待状を何通も見てから。やはりペンもいいものを使っているのかもしれない。

おしりが長いデスクペン風だけど、ラミーの普通の万年筆「サファリ」とキャップと軸の互換性があるそうだ。サファリを買って携帯しやすい万年筆型にすることも可能。秋涼。新しいペンを買うとなんだか心もさわやかになる。

Monday, October 8, 2007

秋の山梨へ収穫の旅♪

まずは甲府盆地北側の渓谷、昇仙峡(しょうせんきょう)へ。
雨が降ったのであまり自然を満喫できなかったけれど、ワイン博物館でワインを堪能した。
コンコード種の甘口ワインをお土産に購入。

お昼にほうとう鍋としゃぶしゃぶを食べ、ぶどう狩りと高原野菜狩りをする。
取れたての野菜と果物はおいしいけれど、ちょっと食べすぎ。
お土産は、葡萄・キャベツ・りんご・米など。かなり重い・・・。
夕方は快晴で富士山がよく見えた。

Thursday, October 4, 2007

豆腐れんこんハンバーグ

豆腐が安かったのでお豆腐ハンバーグに♪連日魚が続いていたので鶏肉を少し加え、ワインのおつまみになるようにミニサイズで仕上げた。人参・玉葱と大めの生姜・蓮根を加え、シャリシャリ感のあるつくねのようなお好み焼きのような不思議な味に。なかなかおいしいような気がする。

材料: 豆腐、鶏ひき肉、蓮根、玉葱、人参、生姜、醤油、豆板醤、酒、片栗粉・粗びき胡椒、ごま油とみりんほんの少し
作り方: ① 玉葱・人参をみじん切りにしてさっと炒める ② 蓮根・生姜をみじん切りにして鶏肉・各調味料・①も入れて混ぜる ③ 小判型にしてごま油を少々引き、裏表と周りを焼く

Monday, September 24, 2007

お誕生日おめでとう☆

Joyeux Anniversaire! Buon Compleanno!Happy Birthday! Dogum gunun kutlu olsun! 생일 축하합니다! С Днём Рождения! 生日快楽! Hauoli la hanau! お誕生日おめでとう!Van harte gefeliciteerd met je verjaardag! Gelukkige verjaardag! (オランダ語) ヘブライ文字とタイ文字が出ない・・・A Freilekhn Gebortstog! (イディッシュ語) Suk San Wan Keut! (タイ語) Yom Huledet Same'ach! (ヘブライ語)Maligayang Bati Sa Iyong Kaarawan! (タガログ語)
かわいいよっちゃん、(蝋燭が5本なので→)5歳のお誕生日おめでとう!
これからもずっと健康で長生きしてね。

Saturday, September 22, 2007

いわしハンバーグ

健康によい魚と言えば鰯。食育大辞典を紐解けば、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)という不飽和脂肪酸が多く、カルシウム・ビタミンD・B2・たんぱく質・脂質が含まれる「最高のバランス食品」とある。天然ものでよいものが安く、しかも5月~10月は真鰯の旬。
真鰯14匹入りが150円だったのでさっそくいわしハンバーグに。豆腐を入れて、先週作ったいわしだけよりふわふわに仕上がった。今回は葱と生姜の薄味和風ソースをかけて、手の込んだ一品。疲れたけど、健康によさそうで、やっぱりおいしい~~☆

材料: 真鰯14匹(やや小さめだった)、豆腐1丁、生姜2かけ、葱1本半・酒・味噌・胡椒・醤油・片栗粉
作り方: ① 鰯は内臓を取り、よく洗って水分を取って細かく切る ② 豆腐もよく水気を取り、葱と生姜の1かけをみじん切りに、生姜のもう1かけ分はすりおろして絞り汁にする ③ 材料全てを混ぜて、ハンバーグ形にして焼く ④ だし汁に醤油とみりんを加えて火にかけ、葱・生姜みじん切りと水溶き片栗粉を入れてソースを作り、ハンバーグにかける

Saturday, September 15, 2007

ウォーターマンの贈り物

よっちゃんはパリで新聞をいっぱい買っていた。
日本の新聞4紙に加えて、仏紙『ル・モンド』『フィガロ』『パリジャン』『カナール・アンシェネ』などなどに英紙『フィナンシャル・タイムズ』『ヘラルド・トリビューン』などなどだ。多すぎて全部書くのも無理なくらいなのに、定価で普通に買っていた。「定期購読すればかなり安くなる!」と何度言っても無駄だった。
ところがある日、『ヘラルド・トリビューン』を年間定期購読すればウォーターマンの万年筆とボールペンのセットがプレゼントされると新聞に広告が!もちろんすぐ万年筆につられ、定期購読を申し込んだ。

それがこのウォーターマン・メトロポリタンのブラックラッカー。 ヘラトリは値段が高いのでプレゼントも豪華だ(だから新聞より万年筆を買った方が安いけど)。

フランスの新聞も高いけれど、よくおまけがついてくる。映画DVD、美術本、百科事典などが毎週シリーズでついてくることもあった。オマケつきだとさらに少し高くなるのに、やはりクリムト特集と映画のDVDが欲しくて買ってしまった。
日本では新聞に万年筆はつかないので、よっちゃんが新聞買いすぎにならずに済んでいる。

Sunday, September 9, 2007

ライ麦じゃがいもパン

今回はじゃがいもの形にしたパンにじゃがいもサラダを入れたものを作った。ライ麦粉は粗びきで1/3弱の配合。時間が経っても固くならず、ライ麦がいい味を出しつつツナポテトの具にも合っていておいしい~~!今回のパンは、先日デパ地下の某有名パン屋さんで買ったパンよりおいしく焼けたと思う。

材料:(生地)強力粉175g、ライ麦粉80g、薄力粉45g、黒砂糖3g、イースト5g、塩5g、ぬるま湯175cc、バターほんのひとかけ (具)じゃがいも、ツナ缶、玉葱半分(みじん切り)ハム2枚(粗みじん切り)、胡椒・塩・マヨネーズ
作り方:① 生地の材料を混ぜて捏ね、1次発酵させる ② じゃがいもはゆでてつぶし、ハム・玉葱・ツナを加え、胡椒・塩・マヨネーズで味付けする。③ 生地を丸い形にまとめてベンチタイムを取りながら、②の具を中に入れる。④ 表面に水を霧吹きして、180度で20分程度焼く

Wednesday, September 5, 2007

さんまハンバーグ

DHA、EPA、ビタミンA、B12、良質のたんぱく質などを豊富に含む秋刀魚。まだ9月で高いのに、新鮮でよさそうだったのでつい購入。北海道産で刺身用だから寿司にしたかったけどハンバーグに。秋刀魚が南下してくる10月下旬には脂質含有量が20%位に達するそうだ。秋になったら千葉産の油の乗ったいいさんまをたくさん買おうと決心した。

材料:さんま2尾、玉葱半分、パン粉適量、しょうが汁1かけ分、みそ・塩・胡椒 各少々、溶き卵少し
作り方:① さんまの頭と内臓を取り、よく洗って3枚おろしに ② 細かく切って調味料を加えて混ぜる(玉葱はみじん切りにして炒める) ③ ハンバーグの形にして焼き、みりん・醤油(1:2)・酒・水溶き片栗粉少々を仕上げに加えて照り焼き風に。*しめじ、大根おろし、しそを加えるとおいしそう

Monday, September 3, 2007

さつまいもパン

今日から学校は新学期。授業の準備をやっと始め、気分転換にさつまいもパンを焼いた。生地にゴマを練り込むつもりがすっかり忘れてしまい、仕方なく仕上げに黒ゴマを飾る。さつまいものせいで甘いパンになった。砂糖は黒糖だけで控えめ。塩はゲランドの「塩の花」を入れ、牛乳はやめて豆乳に。でも、ライ麦粉と全粒粉を入れ忘れる。バターと生クリームを入れてスィートポテト風にするとおいしいけれど、健康の為に焼いも風の素朴な一品に。

材料:強力粉210g、薄力粉90g、ドライイースト5g、黒砂糖3g、塩4g、ぬるま湯175cc、さつまいも2本、豆乳少々、黒ゴマ
作り方: さつまいも・豆乳以外の材料を混ぜ、こねて発酵させる ② 生地を8等分してベンチタイム ③ 蒸しさつまいもをつぶして豆乳で伸ばし、少し黒糖を加える ④ 生地の中にさつまいもを入れて、表面に黒ゴマをのせる ⑤ 2次発酵させて180度で20分くらい焼く

Saturday, September 1, 2007

エディット・ピアフ

世紀の歌姫。そんな呼び名がふさわしいシャンソン歌手エディット・ピアフの生涯を描いた映画『エディット・ピアフ 愛の讃歌』を観た。
パリの場末ベルヴィルの路地裏で過ごした少女の頃から、一躍、時代の寵児となった栄光の日々まで、歌と愛にすべてを捧げた人生が鮮やかに蘇る。
映画中のピアフの肉声による数々の名曲に酔いしれながら、彼女の伝えたかったメッセージが心に響く。「愛しなさい」(Aimer)。
クスリと疲労、失意で身も心もずたずたになりながら短い人生を太く生きた女性の姿に思わず涙した。
観終わった後、なぜか、生きていて良かったと思わせる名画だ。

公式サイト→ フランス語 日本語

Saturday, August 25, 2007

まぼろしの万年筆

小包がアメリカから届いた。パイロットが米国で「ナミキ」のブランドで販売している万年筆の「ファルコン」だ。パイロットが全国万年筆専門店会と共同開発し、日本では「エラボー」の名で最近まで店頭に並んでいたという。

パイロットでは今は売ってないので、国内のネット販売やオークションなどでなんとか手に入れようと試みたが失敗(軒並み「完売」だった)。「ファルコン」として海外では販売されていることを知り、英語ヤフーで検索をかけ、見た中では一番安いサイトで注文した。値段は郵送料込みで約150ドル。

外箱と厳重な包装をびりびり破くと、ナミキのブランド名がはいったしっかりした箱の中に、サイトでおなじみのエラボーの姿が。早速、ブルーのカートリッジインクを入れて書いてみると、「筆のよう」と形容される柔らか目の書き味。インクがあふれるように流れるわけではないものの、いぶし銀のような上品さを備えている。さすが元・国産、日本らしさはかすんでいない。

Friday, August 24, 2007

ジョン・レノンを殺した男

1980年12月8日
ジョン・レノンはなぜ、どんな人物に殺されたのか。
犯人と事件の真相に迫る衝撃作『チャプター27』の完成披露試写を観に行った。殺害犯のマーク・デイヴッド・チャップマンがジョン・レノンの音楽やサリンジャーの著作『ライ麦畑でつかまえて』の影響を受けて殺害に至ったという経緯はよく描かれていた。原案は「刑務所で200時間に及ぶインタビューをした」のだから、『ライ麦畑~』のホールデンになりきっていたチャップマンの心理や行動に忠実だ。

でも事件の真相はそれほど衝撃的なのだろうか?精神的不安定なチャップマンがホールデンとの類似点を自分で作ったり、たまたまの偶然の一致を勝手に「解釈」したりしながらジョン・レノン殺害に至るまでは、「衝撃的」というよりむしろ「あの事件の真相はやっぱりこんな感じだったんだ」と予想通りで普通だった。チャップマンにとっては殺害までのマンハッタンでの3日間が重要なのだろうけど、映画としては驚きの過去が複雑に組み合わさって3日間が語られる感動作でないので、シンプルで物足りなさを感じた。

Thursday, August 23, 2007

チーズチャパティ

朝ごはんにインドのパン「チャパティ」を焼いた。ピザ用チーズがあったのでチーズを入れて2枚重ねに。素朴な感じで健康によさそうだしパリッとしたところともちっとしたところができて、おいしかった。

材料:(2枚分)全粒粉100g、塩少々、水60ml+(固さ調整に適当に追加)
作り方: ① 粉・塩・水を混ぜ、こねる。② 4等分にして丸め、麺棒で丸く薄く伸ばす。③ 2枚にチーズをのせ、残りの2枚をそれぞれに重ね合わせ、周りをくっつけて一枚にする。④ フライパンで両面を焼く。

Monday, August 20, 2007

ブルーベリークリームチーズクッキー

今日もまた猛暑なのに、クッキーを焼いてしまった。いつもは高めのクリームチーズがお安く手に入ったのでうちにあるものを適当に配合して、食べたことも見たこともないけれどブルーベリークリームチーズクッキーにしてみた。
ブルーベリーとクリームチーズの組み合わせはやっぱりいける。3回もオーブンで焼いているとサウナ風台所になったので、ついでになすびも5本焼きナスにした。室内の気温は40度近くに達していたと思う。\(^o^)/ ゴーダやチェダーチーズのすりおろしを加えたり、砂糖を減らして塩と強力粉を増やしたりすればワインのおつまみにいいもしれない。

材料:クリームチーズ150g、バター95g、薄力粉180g、強力粉20g、砂糖50g、塩少々、ドライブルーベリー10g
作り方:①クリームチーズとバターを練り混ぜる ②砂糖を入れてすり混ぜる ③粉と塩を入れてまとめて、半分の生地にブルーベリーを入れてみる(仕上がりが心配なので2種類作った)。④抜き型で抜いて、180度で15分~20分焼く。

Wednesday, August 15, 2007

ピザ

35度以上の猛暑が続き、各地では40度以上を記録したり熱中病で死者が出たりしている。それなのに、夕食にピザを焼いてしまった。
トッピングは日曜日に行ったイタリア料理店で食べたピザを再現して、石釜ではなくフライパンで焼いた。すぐに台所中が超暑くなり、とても大変なことに。こんなに暑い日にサウナのような台所で手作りピザを焼いたのは日本全国でうちだけだと思った。(>_<)

材料:(生地)強力粉100g、薄力粉150g、オリーブオイル小さじ2 、塩小さじ1/2 、ドライイースト小さじ1弱、ぬるま湯3/4カップ、(具)チーズ、ブロッコリー、かつおフレーク、黒胡椒、マヨネーズ
作り方:①生地を混ぜて捏ねる。②発酵させる。③生地をガス抜きして丸く伸ばし、具をのせてフライパンで焼く。(中火3分+弱火8分)

Friday, August 3, 2007

ストロンボリ

イングリッド・バーグマン主演のロベルト・ロッセリーニ監督作品第一弾。

第二次大戦直後、イタリアの収容所で避難民カリンはアルゼンチン行きを拒まれ、収容所「脱出」のため、シチリア島近くの火山島・ストロンボリ出身の男性と結婚する。
だが、華やかなぜいたく暮らしを望む彼女は質素で閉鎖的な島の漁村生活にすぐさま絶望。カリン役のバーグマンは「階級が違うのよ」「お金がいるのよ」などと、わがまま女性の本領を発揮する。
島からの「脱出」を決意した身重の彼女の行く手を燃えさかる火山がさえぎる。「神よ、私に勇気を」と叫ぶカリン。火山は人生の障害の意か。戦災の傷跡が深い欧州のイタリアと希望の新大陸アメリカを分かつ火山と読める。
満足のいかない現状からの「脱出」(収容所と火山島から)がテーマのような気がする。カリンは火山を乗り越えるのか、あきらめて夫の待つ漁村に戻るのか・・・。
バーグマンはこの映画をきっかけにロッセリーニ監督と結婚する。人生の決断という点で彼女の実生活と重なっている。
・・・・イングリッド・バーグマン大好き~~~。

Saturday, July 28, 2007

ナン

ナンを焼いた。ナンとくればカレー。近くのスーパーで玉葱を「詰め放題」でたくさん買ってあったので、きのこ類(エリンギ、しめじ、まいたけ)、鶏肉と合わせて具だくさんカレーに。つけあわせは蒸しポテト。以前はオーブンだったけど今回のナンはフライパンで焼いてみた。表面カリッ、中モッチリでとってもおいし~い!次はナンタコスやナンピザにしたい。
材料: 薄力粉160g 強力粉190g ベーキングパウダー小さじ2 牛乳180cc 卵1個 ヨーグルト大さじ2 黒糖大さじ1弱 ドライイースト小さじ1弱 塩小さじ1/2弱 オリーブオイル適当
作り方:① 全てを混ぜ、よく捏ねる。② 50分程度一次発酵させる ③ 生地を8等分し、丸めて薄く伸ばす ④ フライパンで焼く

Monday, July 23, 2007

ミニトマト

管理人さんは花と野菜をたくさん育てていて、とても感じのいい人だ。
ある日、「お弁当に入れるミニトマトを育てたいと思っているのですけれど」と立ち話をした。すると、数日後に苗を鉢ごとプレゼントしてくれた。ぐんぐん成長して今ではお弁当に毎回登場し、彩りを添えてくれている。最近はパセリの種も蒔いてみた。ベランダがプチ家庭菜園になり、緑も目に優しい。

Sunday, July 22, 2007

ペンクリニック

最近、万年筆にはまっている。筆圧をあまりかけずにすらすら、ヌラヌラ書けるところが心地よい。

先日、実家に戻って旧・自分の部屋を探し回りセーラー・プロフィット・スタンダードM2本とB1本、シェーファーの鉄ペン2本を掘り出してきた。
プロフィットのMの1本はインクかたまりで書けず、Bはペン先が首軸に陥没していて無残な姿になっていた。どうしようかと思っていると、セーラーのHPにペンクリニックの告知。電車で4、50分ほどのところのホームセンターにあの川口さんがいらっしゃると分かり、早速、出かけた。

持ち込んだのはM1本と、インクがかすれ気味だったウォーターマンのカレン(茶色)。10時開始予定のところ、9時半すぎには着いてしまったのだが、白衣姿の川口さんは「今からでもいいですよ」と快く調整を始めてくれた。

ペン先調整を見るのは初体験。超音波洗浄器で1、2分きれいにした後、ペーパーや切り割り調整のものすごく薄い金属片などでペン先をくりくりすると、あら不思議、言うことをきかなかったペンたちが生まれ変わった。

自分の名前や「永」「春夏秋冬」など試し書きで、蘇った書き味を確認していると、川口さんが「万年筆はペンの自重だけでインクが出なければダメ」と手のひらにペン軸をのせてすーっと紙の上をすべらせた。もちろん、インクはちゃんと出る。

「だから万年筆は書きやすいのですね」と感心していたら、「でもね、自重だけで書けるペンはそんなに多くはないんだよ」と川口さん。ペンが直っただけでなく、なんだか心も得した気分だった。

Thursday, July 19, 2007

ポテトチーズフランス

フランス風のパンの中にポテトサラダ風に調理したじゃがいも、さらにその真ん中にチーズを入れて焼きました。前回作った時はポテトサラダに玉葱やコーンを入れていておいしかったけど、このパン生地にポテトサラダとチーズの組み合わせはとても合います。

材料:強力粉、ライ麦粉、薄力粉、
    ドライイースト、ぬるま湯、
    無塩バター、黒糖、塩、チーズ、
    マヨネーズ、胡椒、じゃがいも

Wednesday, July 18, 2007

豆乳ライ麦ベーグル

今日のベーグルは豆乳100%に、ライ麦粉とドライブルーベリーを加えて作ってみました。焼きたては表面がカリッとして、中はもっちりの仕上がりでおいしかったです。 前は生ブルーベリーを入れていまひとつでしたが、ドライにすると仕上がりが全然違います。

材料:強力粉、ライ麦粉、イースト、
    黒糖、塩、ドライブルーベリー

Monday, July 16, 2007

中国再訪


15年ぶりに中国に行ってきました。

かつて地方都市の風情さえ漂わせていた北京は高層ビルが立ち並ぶ大都会に変身していました。
通勤時の自転車族は相変わらず健在でしたが、町中を行き交う自動車の多さは想像以上でした。

ところで、折りしも中国食品・製品をめぐる問題がクローズアップされていただけに食の安全は心配でしたが、訪問先で出された食事はすべておいしく、1週間の滞在で2キロ近くも太ってしまいました。

むしろ、気になったのはニュースや出来事をなべて「政治問題」としてとらえがちな中国人の姿勢です。
断定こそしないのですが、「中国食品叩きは米中貿易不均衡を是正しようとする一部米議員の策動との説もある」「日本の検察が朝鮮総連事件に着手したのは何か裏があるのではないか」などなど。

深読みしすぎると、かえって実相を見誤ることもあるのではないでしょうか。そんな思いを強くしました。