Wednesday, April 22, 2009

ルワンダ語とブルージュ(ブルッヘ?)

移民統合プログラムの一部で、北部オランダ語圏のブルージュ(フランス語読み)を訪れた。ちなみにフランス語でBruges、オランダ語でBruggeなので、現地オランダ語読みのカタカナ表現として、「ブルッヘ」という呼び名がある。これは、オランダ語の[g]を日本語のハ行に単純に置き換えているためだ。

ところが、オランダ語を学び始めて、ベルギーに暮らしていると、この表記にも疑問が沸いてくる。

実際は、ブルッヘというよりは
ブルーゲに近い発音だ。ブルッヘやブリューヘでは通じない。オランダのハーグでも、ハーフだと通じなかったし、ゴーダチーズで有名なゴーダも、ホーダ? これもまた従来からの慣用から外れすぎて分かりにくい。またオランダ語のカタカナ表記の不可能さに直面。これはまたの機会に論文の課題にしよう。

行きの電車と街の散策ではルワンダからの難民のMと2人でいろいろな話をした。彼はとても感じがよく、すっかり仲良しだけれど、ルワンダ紛争のことなどについて話し合ったたのは初めてだった。映画『ホテル・ルワンダ』の世界で、家族と離れて一人でベルギーに来てがんばっている。午前中はコンピューター、午後はこの社会プログラム、夜はオランダ語を勉強している。
 *すごくよかったおすすめ映画『ホテルルワンダ』→
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彼が、ブルンジ人のクラスメートとキルンジで話していたので、キルンジを教えてもらおうとすると、実はルワンダではキンヤルワンダ(ルワンダ語)った。キルンジとキンヤルワンダは相互理解できるようだ。ついでにスワヒリ語も教えてもらったけど、どちらもオランダ語より発音が簡単。

オランダ語は発音の困難さで挫折しそうになる。日本人にとって難しいと毎回授業の度に思っていたら、同じクラスの4カ国語が話せるアルジェリア人医師も同感だと話していた。
ブリュッセルの病院ではオランダ語が必要だけどオランダ語のせいで帰国したくなるとのことで、共感できる。すでにクラスでは3分の1の挫折者が出ている。
          
・・・・・・・・・・・・・・・・  マルスト広場→

それにしても移民の会のクラスメートとは何を話しても新しい発見が多い。

彼らのほとんどはアフリカ系で、母語か第二言語がフランス語なので、フランス語に関してもいろいろ発見がある。これも論文の課題・・・(課題多すぎ)。

ルワンダ語(Kinyarwanda)                  
Bite? / Amakuru? (元気ですか?)
Ni meza. (元気です)/Ntakigenda.
Wi twande? (あなたの名前はなんですか) Ntawa Tchiko. (ちこです) Ndi... (私は・・・です)
buhoro (少し)/ muzuri sana(たくさん)
Ndagukunda. (愛してる) Murakoze. (ありがとう)

ついでにスワヒリ語の話になって、知っているスワヒリ語を話してみると、Asante.(ありがとう)の発音はこれまで「アサンテ」と信じていたけど「アサント」だった。これはルワンダのスワヒリ語の発音??(コンゴ人も同じだったけど)
Nakupenda. ナクペンダ(愛してる) 
      ・・・・・それにしても、オランダ語の後ではどれも発音が簡単に思える。

Thursday, April 16, 2009

きなこクッキー

きな粉がたくさんあるので、きな粉クレープときな粉クッキーを作った。

きなこのクッキー抹茶入り(できあがり分量:たくさん)

材料:バター185g、砂糖130g、卵2個
(粉類)薄力粉300g、全粒粉30g、強力粉20g、ベーキングパウダー小さじ1
きな粉40g、抹茶大さじ1
作り方:バターをクリーム状に練る→砂糖を入れてすり混ぜ、ほぐした卵を入れて混ぜる。→粉類全部をふるい入れる →ビニール袋に入れて四角に固め、冷蔵庫で一晩寝かせる→包丁で切って焼く(170度14分)

Saturday, April 11, 2009

さんま巻き

さんま巻き昆布寿司
昆布味のすし飯(昆布粉末を入れたため薄い緑色)に、さんま蒲焼き缶詰、にんじん、きゅうりを巻いた。 (写真の写りが悪い↑)
(ちょっと薄味)すし飯:昆布粉、酢50cc、砂糖小さじ1弱、塩小さじ半弱

ブリュッセルの魚は良くないのにとっても高い。(近所に新鮮な魚屋はない)
→魚が心配なので、巻き寿司はスモークサーモンかツナ&レタス巻きが多くなる。
初めてさんま蒲焼き缶詰で巻いてみた。日持ちするし海外生活に重宝する便利な缶詰だ。
今度は卵焼きも入れてみたいと思った。

おいしいイタリア料理

サーモンのサラダ 
魚料理(生鱈と野菜、アボガドソース添え)


デザート
キャラメル風味のジェラート、
スパイスケーキと生クリーム添え



Saturday, April 4, 2009

シュヴァルツヴェルダーキルシュトルテ

シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(Schwarzwälder Kirschtorte)
= ドイツの「黒い森のさくらんぼ酒のケーキ」を作った 。
← ドイツで買ったキルシュとサワーチェリーにベルギーのチョコレートとバター。

結局3つもケーキを焼いた。↓ 初めはバナナケーキ(上)。初めてキルシュ入りで作ったけれど、やはりラム酒とブランデーの方が合う。次に、ブラウニー風スポンジケーキ(右)。ブラウニーからくるみを抜いたみたいな少し硬めの生地。最後に普通のスポンジケーキ(左)。
材料:(左)卵3個、薄力粉75g、コーンスターチ7g、黒豆ココア8g、砂糖80g、バター20g
(右)卵4個、薄力粉100g、黒豆ココア20g、砂糖90g、バター40g
サワーチェリー、キルシュ、生クリーム 、シナモン

3段重ねで、下の段にブラウニー風の生地、上の2段は普通のスポンジケーキ風。 実は初めに焼いた右がイメージと違っていたため、また焼いたのが左。そのうえ、スポンジ生地を焼いた後、キルシュ入りシロップやチェリーコンポートを作ったりで、結構時間がかかった。最後に、チョコレートは製菓用の堅いのを買わずに普通のものだったので削りにくく、すでに疲れていたのでもう適当に省略・・・(本物はチョコがいっぱいで黒い森になるはず)。
このケーキで今日は一日中「飲み会」だった。まずはブリュッセル在住博士課程仲間2人を招いてお茶会をする。こちらは紅茶とケーキで。
これまで&これからお疲れ様のケーキ→
夜はシャンパン会。下の階のドイツ人マダムのところにケーキを持って行くと、「まぁ、本物のシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテだわ!ちょっと飲みましょう」となり、シャンパンとドイツ風おつまみ深夜までしゃべり・飲み続け・・・。普段ゆっくり訊けないことを話し合った・・・日本は中国・韓国との関係が今でも悪いのにどうしてドイツは近隣諸国との和解できたのかとか、ドイツの移民問題や日本の引きこもりの話からオーストリアの24年間地下監禁事件の話や、説明の難しい日本の政治問題からドイツ人男性の話まで・・・
しゃべりすぎ&飲み過ぎの一日だった。
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