Monday, March 24, 2008

コペンハーゲン

ベルギーに引っ越しする途中、デンマークのコペンハーゲンに立ち寄った。街を散策していると、家の前に不思議な荷車のようなものが駐輪されているのに気が付いた。

「何に使うのだろう」と思いながら、中心部に進むと、交差点で写真の父娘に遭遇。ピンクの服を着たお譲ちゃんがちょこんと乳母車に乗っていて、とってもかわいらしかった。「荷車のようなもの」は乳母車付き自転車だったのだ。

つい写真を撮りたくなって「かわいい娘さんを撮ってもいいですか」と声をかけると、「もちろん」と笑顔を返してくれたのでパチリ。


北欧のデンマークは3月下旬でもさすがに寒い。コートを着込んで人魚姫に会いに出かけた。予想通りの小ささだったが、観光客十数人が集まってきて、カメラにおさめていた。買ったばかりの光学18倍のオリンパスのデジカメで背景の町並みも入れて風景を切り取った。やはり人魚はななめ横顔が似合う。滝川クリステルと一緒?

Thursday, March 20, 2008

イラク戦争開戦5周年

ベルギーへの引っ越し作業の手を休め、
カヴァで乾杯。

今日は米英軍によるイラク戦争の開戦からちょうど5年。 ブッシュ米大統領を支持したスペインのアスナール政権は 翌年のマドリード列車爆破テロで退陣を迫られた。

そんなことを思い出しながらグラスを傾ける。
シャンパンよりもきりっと辛口。
アスナールさんが飲んだら、ちょっぴりほろ苦い味かもしれない。

ロジャーグラート カヴァ グラン キュヴェ 2003(チャレッロ40%、マカベオ20%、パレリャーダ20%、シャルドネ20%)
Roger Goulart Gran Cuvée Extra brut (Gran Reserva)2003

Wednesday, March 12, 2008

天ぷらとテンプラニーリョのワイン

先週から、天ぷらが食べたいなぁ…
…と、考えていたら
なんとM亭(友人宅)にて、
       天ぷらをご馳走になった!

衣がさくさくの、揚げたてのてんぷら。
ううう、感激~~・・・(;_;)
他にもいろいろ、ありがとう~~!

偶然、持参したワインがテンプラ二ーリョだった。
テンプラニーリョはてんぷらにいいよ。(^^;
・・・ではなくて、てんぷらに合わなさそうだと思った。

まずはベリー系でやや甘口の、
 赤のスパークリング・ワインを飲む。
さらに続いて、スペインの「ラモン・ロケッタ(Ramón Roqueta)」のテンプラニーリョ(DOカタルーニャ)。
スペイン皇太子や三ツ星レストラン「エル・ブジ」のオーナーシェフが訪れて絶賛したワイナリーだ。
凝縮した濃い味で、甘い香りもする。
チーズに合いそう♪♪

Ramón Roqueta (La Denominación de Origen Catalunya) Tempranillo 2006   

Monday, March 10, 2008

日本風クッキー

沖縄の黒糖、京都・宇治の抹茶、
北海道のきなこ。
上品な日本風の茶菓子のイメージで、
クッキーを焼いた。
(黒い小さなつぶつぶは黒糖→)

さらに、キャラウェイシード入り
ショートブレッド。
・・・のつもりが、バニラ風味のパイのようになってしまった。

なんと、強力粉と薄力粉を間違えたのだ。(;_;)
普段パンをよく焼くので、知らない間に強力粉を入れていたらしい。
『ウィキペディア』にも、たんぱく質12%以上の強力粉は洋菓子には向かず、お菓子にはタンパク質8.5%以下の薄力粉だとある。スコットランドでお祝い用に焼かれる本格派のショートブレッドを焼こうとしていたのに・・・。高級感を出す為に(?)、ラム酒とフレンチバニラも入れてみる。・・・未知のお菓子になった。

Friday, March 7, 2008

注目の日本ワイン

最近の実家へのお土産の定番はワインとお菓子だ。
今回は山梨で買った日本赤ワイン、オーストラリア赤ワイン、日本のロゼ・スパークリング・ワイン。
←山梨ワイン倶楽部の「レーヴ・ロマンティック(Rêve Romantque)。

このワインが、おいしいとかなり好評でこれまでの中で最高評価を得た。果実味が濃く飲みやすいやや甘口のワインで、皆に好まれそうなワインだ。

★これまでに好評だったワインベスト3★
1.仏・ロワール地区「サンセール(Sancerre)」(葡萄品種:シェナン・ブラン)
2.「レーヴ・ロマンティック(Rêve Romantique)」(品種:コンコード)
3.コープで買った「信州」(コンコード)

フランスから買っていったシャンパンやボルドーのワインは(渋いとか酸味があるとか言われて)それほどの評価を得ず、翌日まで残ったこともあったのに、これら3本はすぐになくなってしまった。

「サンセール」は4000円程、「レーヴ・ロマンティック」は2200円、「信州」は1000円位。どれも飲みやすいワインだ。(「渋い」重いワインもおいしいのに・・・。)
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海外でも日本ワインが注目されつつある時代だ。
そこで、国産ワインのワインセミナー「注目の日本ワイン」に参加した。

試飲したのは、「ジェイ・フィーヌ シャルドネ&甲州 2005」、「長野シャルドネ 2006」、「新鶴シャルドネ 2006」、「ジェイ・フィーヌ メルロー&マスカット・ベリーA 2005」、「長野メルロー 2005」(いずれもシャトー・メルシャンのもの)。
メルローとマスカット・ベリーAの組み合わせが一番おいしかった。
どれも、国産のぶどうをシャルドネやメルローに組み合わせて新しい味を作っている。あるいは日本で作られたシャルドネやメルローは、もはや海外の品種ではなくなっている。外国文化を自国に取り入れて、繊細な技術や独特の感性で独自のものに発展させる・・・まさに日本的だ。
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日本で唯一「ニューヨーク・ワイン・エクスペリエンス」に出展したのはシャトー・メルシャンの「桔梗ヶ原メルロー シグナチャ―」(参考価格1万8900円)。シャトー・マルゴーの最高醸造責任者にも激賞され、「ル・サンク」の世界最高ソムリエに認められ、メニューに取り入れられたそうだ
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世界のワインもそれぞれおいしいけれど、国産ワインもレベルが上がってきている。
フランスもイスラエルもアルゼンチンも・・・どの国のものも「みんな違ってみんないい」のだけれど、(海外への)お土産やおもてなしに日本ワインを使えば、喜ばれて話が弾むかもしれない。