Friday, March 7, 2008

注目の日本ワイン

最近の実家へのお土産の定番はワインとお菓子だ。
今回は山梨で買った日本赤ワイン、オーストラリア赤ワイン、日本のロゼ・スパークリング・ワイン。
←山梨ワイン倶楽部の「レーヴ・ロマンティック(Rêve Romantque)。

このワインが、おいしいとかなり好評でこれまでの中で最高評価を得た。果実味が濃く飲みやすいやや甘口のワインで、皆に好まれそうなワインだ。

★これまでに好評だったワインベスト3★
1.仏・ロワール地区「サンセール(Sancerre)」(葡萄品種:シェナン・ブラン)
2.「レーヴ・ロマンティック(Rêve Romantique)」(品種:コンコード)
3.コープで買った「信州」(コンコード)

フランスから買っていったシャンパンやボルドーのワインは(渋いとか酸味があるとか言われて)それほどの評価を得ず、翌日まで残ったこともあったのに、これら3本はすぐになくなってしまった。

「サンセール」は4000円程、「レーヴ・ロマンティック」は2200円、「信州」は1000円位。どれも飲みやすいワインだ。(「渋い」重いワインもおいしいのに・・・。)
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海外でも日本ワインが注目されつつある時代だ。
そこで、国産ワインのワインセミナー「注目の日本ワイン」に参加した。

試飲したのは、「ジェイ・フィーヌ シャルドネ&甲州 2005」、「長野シャルドネ 2006」、「新鶴シャルドネ 2006」、「ジェイ・フィーヌ メルロー&マスカット・ベリーA 2005」、「長野メルロー 2005」(いずれもシャトー・メルシャンのもの)。
メルローとマスカット・ベリーAの組み合わせが一番おいしかった。
どれも、国産のぶどうをシャルドネやメルローに組み合わせて新しい味を作っている。あるいは日本で作られたシャルドネやメルローは、もはや海外の品種ではなくなっている。外国文化を自国に取り入れて、繊細な技術や独特の感性で独自のものに発展させる・・・まさに日本的だ。
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日本で唯一「ニューヨーク・ワイン・エクスペリエンス」に出展したのはシャトー・メルシャンの「桔梗ヶ原メルロー シグナチャ―」(参考価格1万8900円)。シャトー・マルゴーの最高醸造責任者にも激賞され、「ル・サンク」の世界最高ソムリエに認められ、メニューに取り入れられたそうだ
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世界のワインもそれぞれおいしいけれど、国産ワインもレベルが上がってきている。
フランスもイスラエルもアルゼンチンも・・・どの国のものも「みんな違ってみんないい」のだけれど、(海外への)お土産やおもてなしに日本ワインを使えば、喜ばれて話が弾むかもしれない。

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