Wednesday, February 20, 2008

映画に愛を込めて アメリカの夜

フランソワ・トリュフォーは一番好きなフランス人映画監督だ。

『映画に愛を込めて アメリカの夜』には、トリュフォー監督が監督として出演している。映画の中で映画撮影をしている映画だ。映画撮影の裏側が覗けて、とても興味深い内容でおもしろい。

撮影しているのは、夫の父親と恋に落ちる女性をめぐる作品『パメラを紹介します』(Je vous présente Paméla)。 その舞台裏でも出演者やスタッフたちが妊娠したり駆け落ちしたり、様々なトラブルが続出する。 ・・・現実も映画も似ている。

「アメリカの夜」というのは特殊フィルターをつけて昼間に美しい夜の場面を撮る映画技術らしい。 映画は技術や演技で「真実」のように撮影しているけれど、現実に起こっていることや真実も「映画」にしたい。トリュフォー監督の「映画への愛」が映画になったいい作品だと思った。

La Nuit américaine de François Truffaut (1973)
Ciné-Club
Site filmographique

2 comments:

Richard said...

Are you Ok? I haven´t got news of you.

Richard

よしちこ said...

Hola, Richard.
Sorry, I'm on vacation now. :-)
Have a nice day! Chico