Sunday, December 9, 2007

不都合な真実

この冬は暖かい。手袋もマフラーもいらないし、まだうちで暖房を殆どつけていない。寒いの嫌いだし、ああよかったなぁ♪と思っていたところ、アル・ゴア元米副大統領のドキュメンタリー映画『不都合な真実』を観る。・・・(>_<)やっぱり清少納言の言うように、「冬は、つとめて」だ!

監督は『24 TWENTY FOUR』の、ディヴィス・グッゲンハイム氏。『24』の悪い副大統領とは違って、ゴア氏のスライド講演は豊富なデータや写真を使い、説明も分かりやすく素晴らしい。ユーモアや具体例が上手く盛り込まれ、講演をする際の参考になる。
最後に観たドキュメンタリーがマイケル・ムーアの作品だったので、観る前は全く期待していなかったけれど、すごい!よく出来ている。ゴア氏の講演を聴いたような気分だ。地球温暖化研究者のどこかの博士の難しい話だったら、本も講演も映画もあんなに話題にならないだろう。彼の真摯な活動はやはりノーベル賞受賞に値するのだと納得がいく。世界中が知るべき「不都合な真実」。授業でぜひ使いたい良い映画だ。

ゴア大統領だったらイラク戦争はなかっただろうな。映画の中でブッシュ大統領批判が出そうな時があったけど、ほんの少しで終っていたのでそこもよかった。この点もマイケル・ムーアとは違う。政治的プロパガンダにならなくてよかった。
観ている途中で、よっちゃんが独り言。「ゴアちゃん真面目やな~」「よっちゃんみたいや」「よっちゃんは地球保護よりちこちゃん保護やけど」。
うちでは冷房も暖房も殆ど使っていないし、車もないからいつも徒歩。水筒も持参だ。CO2削減してるかも。今日も往復40分歩いてショッピングセンターに行って来た。12月中旬とは思えない暖かい1日だった。

公式HPはこちら

4 comments:

Anonymous said...

確かにこれからは、どの様に生きて行くか、
又、子孫がどれだけ苦しむのか・・・先が読めない時代に来た様に感じる。

私の人生、先が無いけど、生まれて来る子供達が可哀想だ・・・60億の人類が、10年
後、20年後には、どれだけの人が残っているのか・・・・・?

こんなに、まじめに考えた事の無い人間が
こんな事を書くとは・・・普段、まんが的な人間がまじめに考えた瞬間でした。

^^; ^^; ^^; これが先の時代

Anonymous said...

toshi様、コメントを頂き、有難うございます!

これからの政治でも、環境問題が最重要課題の一つになるといいですね。ゴア氏の話はデータが豊富にあって説得力があるし、話もうまいし、やはり政治家だ!と感心しました。

「人生、先が無い」なんてそんな悲観的な(>_<)。
世界中の人達が身近な問題として意識していけば、温暖化は防げると思います♪
「私たちが温暖化の原因を作ったのだから、みんなで一緒に防げる!」とゴア氏も非常に楽観的でした。
これが先の時代かも?♪(^o^)v ♪♪

Richard said...

Sorry I don´t speak Japanese. My god , It´s seems very difficult. I speak Spanish, some of English, a little of German.

I like Edith Piaf too.

Merry Christmas.

よしちこ said...

Gracias por el comentario,Richard.
Mi nombre es Chiko. Hablo inglés y francés y hebreo. Soy un japonés. Entro Bélgica pronto (en marzo).
Miré su blog. Me gusta el vino.
Feliz navidad! Frohe Weihnachten!