開館記念特別展「ロートレック展 パリ、美しき時代を生きて」(Toulouse-Lautrec et la vie parisienne)で、19世紀末の花の都パリを楽しんだ。
意図的なのか、印象主義的な油彩ではいつも女性の肖像画が実物より美しくない。
特に娼婦や踊り子たちは、生活感に溢れ、でっぷりと太っていて顔も醜く描かれているものが中心。
特徴を強調して生々しく描いているのかもしれないけれど、描かれた女性はあまり嬉しくないかもと思った。
やはりポスター作品がよかった♪ 雰囲気も好きだし、黒猫、影、黒い服など、黒の使い方がとてもいい。
浮世絵の技法などの影響が見られるということで、喜多川歌麿の絵も飾ってあった。 対比してよく観てみると、なるほどいろいろな発見がある!それにしても浮世絵はやっぱり素晴らしい。 もっと歌麿が見たかった。